秋のドッペルゲンガー

ジャンルがあるとしたら「日記」ではなく「雑記」になります。 ショートストーリーもいくつか書いています。

Counter

Calendar

最近の記事+コメント

最近のコメント

トラックバックリスト

カテゴリー

プロフィール

ドッペル

Author:ドッペル
よろしくお願いします。

旧ブログ

春のままのドッペル・ゲンガー

amazonマイストア

本・音楽・映画 私のベストストアです!

 TM
 

好きな作品を3点ずつ選んでみました。ぜひリン太をクリックしてみてください!

What’s new?

ブログ作家と交流しましょう!

ジャンル細分化されたようですよ!
にほんブログ村 小説ブログ SF・ファンタジー小説へ

今読んでいる本と購入予定本

レビュー予定の本と購入予定本です。

今、読んでいる本です!
ある日どこかで
ある日どこかで

次に読んでみたい本です!
デス博士の島その他の物語
デス博士の島その他の物語

P-Clip


P-Clip β版

RSSフィード

FC2ブックマークアイコン

 

タグリスト

宮沢賢治 ドッジボール 空中ブランコ乗りのキキ ヨガ 旅の重さ さかあがり 自転車通勤 コメント ドッペルゲンガー 時をかける少女 

メールフォーム

苦情・叱責・要望・愛の告白はこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログの更新率

どうでもいい情報ですが…

バロメーター

これまたどうでもいい情報ですね。まあ目安になるんで設置してみました。

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告記事全文トラックバック数:-コメント数:-

国道16号線男~Never Ending Journey1

2007/03/23(金) 23:45:29

 見知らぬ風景・見知らぬ人々との出会い・いつもとは違う空気・現実から離れた開放感……俺の貧弱な語彙で旅の愉しさを列挙すればこんなところだろう。

 俺は旅が大好きだ。
 しかし旅が嫌いであるともいえる。

 なぜかというと、旅っていうのは、いつか終わってしまうからだ。
 2泊3日、あるいは1ヶ月の長旅……期間の長短はあるが、いつかは旅を終え、また出発地点……つまり現実の生活に戻されてしまう。
 そしてその旅が愉しければ愉しいほど、現実の生活のつまらなさを痛感してしまう。
 それなら旅に出なければいいだろうという意見もあるが、逆に言うと旅があるからこそ辛く無味乾燥な現実生活に耐えられるのだろう。

 そんなことを考えながら俺は車を走らせていた。
 まもなく神奈川県から帝都東京に入ろうとするところだ。
 片側4車線、大型トラックがディーゼルの黒い煙をマフラーからはき出している。
 ここは国道16号線。
 東京・神奈川・千葉をぐるっと一周する環状線である。
 その距離は約200キロメートル。
 場所によっては、慢性的な渋滞で有名な産業道路である。



 終わりのない旅……俺はふと名案が浮かんだ。
 
 そうだこの国道16号線を回り続ければ、俺の旅には終わりがないのではないか?
 道路沿いには、あらゆる店がそろっている。
 
 食べ物には困らないだろう。
 ハンバーグだろうが牛丼だろうが寿司だろうがラーメンだろうが何でもそろっている。

 寝場所だって困らないだろう。
 ビジネスホテルもあるし、ラブホテルだってある。
 以前ひとりでラブホテルに泊まったことがあるが、なかなかそれは不思議な気持ちだった。

 衣料品店、おもちゃ屋、CDショップ、書店、ブックオフなんでもある。
 俺の好きな本は、立ち読みをすれば事足りるだろうし、CDショップでは延々と試聴していれば金もかからない。
 それになまった身体は、スポーツジムにでも行けばいい。
 
 また最近は、大型ペットショップなんかもあって、可愛い犬なんかも見物できる。
 それとよく観察すると、10キロおきに葬儀屋なんかもあるので、いつ死んでもいいように予約でもいれとけばいいだろう。

 そんな訳で、俺は国道16号線で終わりのない旅を始めることにした。
 間違っても、この16号線から離れてはいけない。
 離れてしまえば俺の旅が終わってしまう。
 つまりもう二度と現実には戻らずに、国道16号線の環の中で永遠の旅を続けることに決めたのだ。

 こんな良いアイデアになぜ気づかなかったのだろう。
 俺の身近に「終わりのない旅」があったのだ。
 
 しかしこの国道16号線での終わりのない旅にも終わりがあることを俺は知っていた。
 もちろんそれは俺が死ぬ時にやってくる。
 そしてなるべくその時が早くやってくることを俺は願っていた。
 できれば国道16号線で死にたかった。
 そうすれば、俺は本当の「国道16号線男だった」と誰かに言ってもらえるかもしれない。

 とにかく俺の終わりのない旅は始まったばかりだ。
 二度と現実が迫ってこないように、間違っても国道16号線を外れるようなことがあってはならない。
 外回り、内回り、グルグルグルグル。

 もしかしたらこんなことを考えている俺は既に死んでいるのかもしれなかった。
 しかし国道16号の4車線は、俺の目の前にあって消えることはなかった。
 その大きな包容力に身を委ねている俺はすっかり満足していた。
スポンサーサイト
創作記事全文トラックバック数:0コメント数:7

Spring has come!

2007/03/18(日) 22:45:33

 英語は得意というか好きな方なのですが、なかなか「時制」っていうのが理解できない。
 まあ私の場合は、「自制」と「自省」が足りないのですが;;

 ところで、この「Spring has come」っていうのは、現在完了形を習う中学時代に初めて覚えたものです。
 なんでSpringがhasなのか、単純にSpring comesでいいのではないか?…などと英語の話ではありません。

 この弱小ブログも、最近2か所ほど春の装いに模様替えをいたしました。
 お気づきになられたでしょうか?
 ひとつは、嫌でも気づかれるでしょうが、ブログトップの画像を意味もなく変えてみました。
 昨年の夏、サイクリングをした時に撮影したものです。

 もうひとつは、右サイドバートップにある時計になります。
 これは、半透明記録というgooブログ管理人ntmymさんがフラッシュで作られた春の時計です。
 こちらは私の無理なリクエストに応えていただきました。
 今まで冬の時計を表示していましたが、今回のものはヒヨコの兄弟が羽ばたくという素敵なものになっています。

 こちらのファイルは、不透明記録というフラッシュアニメ集の「オマケ」にありダウンロード可能です。
 FC2ブログの場合は、フラッシュのswファイルをダウンロード、表示可能です。
 ただ、若干設定などが難しいのでもし興味がおありの方はおたずねくださいね。

 さて私の頭の中も長い冬の冬眠期間から目覚めて、春の模様替えをしなければいけません。
 …さて、どこから手をつけましょうか?
未分類記事全文トラックバック数:0コメント数:2
ホーム全記事一覧

My Book Mark(相互リンク)

空中ブランコ乗りのキキ(創作続編)

キキは、穏やかな海の上をゆっくりと羽ばたいていました。
 潮の香りがする空気をふたつの翼で包みながら前に進みます。  四回宙返りを成功したときのお客さんの拍手がまだキキの耳に残っています。  三回宙返りを成功させたときよりも、大きく、賞賛と喜び、そして驚きがこもっている拍手でした。  キキは、そのことにとても満足していました。
キキは、自分が白鳥になってしまったことを受け入れることができました。  賞賛と拍手をもらい、そして、世界の誰にもできない四回宙返りができたのですから。
   キキは、ロープも網もない大空で宙返りをしてみました。  三回、四回、そしてそれ以上何回転でも、いとも簡単に宙返りができました。
 それはそうです。
 白鳥になってしまったキキにはふたつの翼があるからです。
 大空でいくらキキが上手に宙返りをしても、誰からも拍手をもらえません。  それが少しだけ残念に思いました。
   キキは、ある日の夜、こっそりとサーカスの大テントに戻ってしまいました。  もう2度と戻らないと決心していたのに、どうしてもピエロのロロや団長に会いたかったのです。
 キキは、開けっ放しだった大テントの窓からこっそりと中に入っていきました。  もう夜でしたから、出し物は終わっていて、大テントの中は暗くてガランとしていました。  2回ほど羽ばたいて、あの空中ブランコの踏み板までやってきました。
 キキは、もういちど四回宙返りをやってみることにしました。  自分の力を試したかったのかもしれません。  だから、ふたつの翼を使うつもりはありませんでした。  そして、あのおばあさんからもらった、澄んだ青い水の入った小瓶もありませんでした。
 キキは、くちばしを使ってブランコにつかまりました。  そして、あの時と同じように、大きくブランコを振って、真っ暗な天井の奥へ向かって飛び出していました。   キキは翼を伸ばしました。でも羽ばたきはしません。
  一回転します。
  また花が開くように翼が伸びて、抱き抱えるようにつぼんで…二回転。今度は水から跳び上がるお魚のように跳ねて…三回転。  しかし、三回転半したところで、次のブランコまでは届かないことに気づきました。
   ブランコの下には網も張っていません。  白鳥になったキキですから、羽ばたけば固い地面に落ちることはありません。  でも、キキは、けっして羽ばたこうとはしませんでした。  まるで猟銃で撃たれてしまった鳥のように頭から落ちていきます。
 キキは、同じようにブランコから落ちて亡くなってしまったお父さんのことを思っていました。
   …お父さん、わたしはもうすぐ、そっちに行くから、待っていてね。
 そのときでした。  落ちていくキキの体を誰かがつかみました。  つかんだのは、キキと同じような白鳥でしたが、ずいぶんと年をとっているようです。  キキは、その白鳥のクチバシで体を優しくくわえられて、ふわりと着地することができました。
 …ありがとう。お父さん。
 キキには分かっていました。  あの年老いた白鳥がキキのお父さんだったことを。
 キキの足下には、一本の真っ白い羽が落ちていました。  キキは、その羽を拾いあげました。  それは年老いた白鳥の羽でした。
 不思議なことに、キキの体からは羽がなくなっています。  そう、すっかり人間の体に戻っていたのです。
 近くから大きな拍手が聞こえてきます。そして、ライトが一斉について大テントの中はとても明るくなりました。   ピエロのロロと、団長がキキの近くにいて笑顔で拍手をしています。  そしてふたりは、泣き笑いをしながらキキを抱きしめました。
 キキの目からも涙があふれてきました。   涙をぬぐいキキが入ってきた大テントの窓を見上げると、年老いた白鳥が、じっとキキの方を見ていました。
   その白鳥は、キキを力づけるかのように大きな鳴き声をあげると海の方へと飛んでいきました。  それいらい、誰もその年老いた白鳥を見ることがありませんでした。
 キキは、サーカスのブランコ乗りに戻りましたが、やはり三回宙返りがせいいっぱいで四回宙返りは、どうしてもできませんでした。
   でも、町の人々は、まるで翼が生えたようにいっそう華麗になったキキの演技に満足して、その姿をうっとりとして見ています。  注意深くキキの姿を見ると、白い羽の髪飾りを付けています。
 キキは、この町に、そしてこの大テントに戻ってきたのです。  
 空中ブランコ乗りのキキが戻ってきたことで、人々のどよめきが、潮鳴りのように町中を揺るがして、その古い港町をふたたび活気づけました。  人々はみんな思わず涙を流しながら、辺りにいる人々と、肩をたたき合い大きくて、賞賛と喜び、そして驚きがこもっている拍手が鳴りやむことはありませんでした。

あたしの風

あの男性(ひと)がやってきたのは2学期の途中、そうです、そろそろ秋の気配を感じる風が吹き始めるころでした。   教室の大きな窓から吹き込んできた風のようにあのひとはやってきました。
 転校生でした。
本当に冷たい風のようなひとでした。  でも、あたしには、その風がとても心地よかったのです。   お風呂に入った後、お散歩に出かけた時に感じる風のように。  クラブ活動を終えた帰り道に、あの丘の上で感じる風のように。  遠足で行った高原で、あたしの頬を一瞬なでる風のように。  あのひとは、遠く遠くから風と一緒にやってきました。  この田舎町よりも、ちょっと都会だったようです。  クラスメイトも、そしてあたしも、その風が教室内で吹くことにためらいがありました。
 だって、  その風は、香りが違ったからです。
 その風は、ぬくもりがなくて冷たかったからです。
 その風は、少し湿っていたからです。
 でも、
 あたしは、その風に優しさを感じていました。
 あたしは、その風に抱かれてみたいと思っていました。
 あたしは、その風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみたいと思っていました。
いつもは優しいあたしのクラスメイトも、その風が教室に流れ込むことを許しませんでした。
   なぜでしょうか。
やはり、
 その風は、香りが違ったからです。
 その風は、ぬくもりがなくて冷たかったからです。
 その風は、少し湿っていたからです。
 あのひとが連れてきた風は、そのうち、すっかり弱々しい風になってしまいました。
 もう風ではなくて、教室にある普通の空気に混ざってしまい、あの香りはなくなってしまいました。  クラスメイトも、馴染めなかった新しい風が吹かなくなって安心しているようでした。
    3年生になっても、あたしはあのひとと同じクラスになれました。  もう、あのひとには、あたしの好きな風を感じることができません。
そして、その日は、突然やってきました。  やっぱり、2学期の途中、そろそろ秋の気配を感じる風が吹き始めるころでした。   朝のホームルームの時間に、あのひとは教室の前に立って、みんなに別れの挨拶をしていました。  あのひとは、やってきた時とくらべると全然元気がなくて、まるで空気が抜けた風船のようにしぼんでしまったように感じました。  通り一遍のあいさつが終わりました。  その時、あたしは、あの心地よい風を肌に感じていました。  だから、あたしは立ち上がって、開けっ放しだった教室の大きな窓を急いで閉めました。
   この風は、絶対にこの教室から出したくありませんでした。
 だって、  あたしは、その風に優しさを感じていました。
 あたしは、その風に抱かれてみたいと思っていました。
 あたしは、その風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみたいと思っていました。
 あのひとは、そんなあたしの姿をちらっと見ると、大きなスポーツバッグを持って、ほとんど無表情で教室から出て行ってしまいました。
 あたしのことを、クラスメートが不思議そうに見ていましたけど、そんなことはかまいませんでした。  徐々に、あのひとの風が教室から消えていってしまいました。
 なぜだか説明はできないけれど、あたしは教室から出て、あのひとの後を追いかけました。  あのひとの姿はみえなくても、あのひとの後には、あの素敵な香りが残っていました。
 あのひとは、あの丘の上に立っていました。  そこには、強い風が吹いていて、あたしは今にも吹き飛ばされてしまいそうでした。   やっと、あのひとのそばにたどり着きました。  あのひとは、あたしに向かって言いました。  でも風が強くて、とぎれとぎれにしか聞こえてきません。
「ぼくの… 風はきみに… でも… ここから離れても… いつか…きみと… この風に気づいたら… いいかい?」
 あたしは、
「もちろんよ。あたしをあなたの風で包んでちょうだい。そして、一緒に連れていって。」
 こう言って、目を閉じました。  すると、風があたしの体をすっぽりと包んでいることに気がつきました。
 その時、
 あたしは、その風に優しさを感じていました。
 あたしは、その風にもっと長く抱かれてみたいと思っていました。
 あたしは、その風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみました。
 風がだんだん弱くなって、心地よい香りだけがあたしのそばに残っていました。  目を開いて見ると、あのひとはいなくて、丘の下、遠くの方で土埃が舞っているのが見えました。  それ以来、あのひとと連絡はとれていないし、どこにいるのかも分からなくなってしまいました。
 でも、あたしは時々、あの丘で風が吹くのを待っています。
 あのひとは、絶対にあたしを迎えに来てくれるはず。
 その時には、優しい風に抱かれて、そしてその風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみようと思っています。  あのひとは、それを許してくれるはずです。
   優しい風であたしを包んで、あなたの住む街に連れていって…。 

My Emotional Supports

好きな作品を集めてきました。

マイク・オールドフィールド初期の傑作
まだ見ぬ風景を見たい方へ
Incantations
Incantations

こんなコンサートはマイクにしかできません
まさしく尋常ではない盛り上がり
アート・イン・ヘヴン・コンサート ザ・ミレニアム・ベル-ライヴ・イン・ベルリン
アート・イン・ヘヴン・コンサート ザ・ミレニアム・ベル-ライヴ・イン・ベルリン

レムといえばこの作品
その世界に身を委ねてください
ソラリス
ソラリス

筒井作品としてはマニア度が問われるものです
筒井上級者?に薦めます
脱走と追跡のサンバ
脱走と追跡のサンバ

筒井康隆 七瀬シリーズ3部作
こちらはどなたでも楽しめます 1作読むごとに感動が増していきます 人間心理・家族心理への深い洞察
家族八景 七瀬ふたたび エディプスの恋人
家族八景
七瀬ふたたび
エディプスの恋人

ディックを読むと現実世界が急に危ういものになってしまいます
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

人生で必要なことはすべてここに書いています
毎日1ページでも読みたい本
7つの習慣―成功には原則があった!
7つの習慣―成功には原則があった!

シベリウスのシンフォニー全集 第1番から第7番までのボックスセットです
母国のオーケストラによる演奏はシベリウスへの愛情が感じられます
Sibelius: Complete Symphonies; Violin Concerto; Finlandia
Sibelius: Complete Symphonies; Violin Concerto; Finlandia

doppel’s banner

【ブログラバー】桃さんに作ってもらいました。


これは自分で作ったバナー?です。

現在の閲覧者数:
無料カウンター

ブロとも一覧


■ ブログ名:聞いて聞いて、聞いて。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

Copyright(C) 2006 秋のドッペルゲンガー All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。