秋のドッペルゲンガー

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シンドラーのリスト

2006/09/10(日) 13:19:48

シンドラーのリスト スペシャルエディション シンドラーのリスト スペシャルエディション
リーアム・ニーソン (2006/06/23)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

この商品の詳細を見る


 やっと安価版でこのDVDが発売された。
 1800円でこの名作を観ることができ、さらに本編以外にも特典映像「生存者たちの声」がDISC2に収められている。
 テレビで既に観られた方もこの特典映像を観るだけでも絶対に価値がある。

 今更この映画のストーリー紹介をしても仕方がないだろうから断片的に思ったことを書かせてもらう。

・普通戦争映画を観ていると、頭の中では、「これは作り物だ」などと思ってしまうが、この作品はまるでドキュメンタリーを観ているような錯覚に陥る。
 つまり俳優が演技をしているといった感がないのだ。
 だからこそ、観ていて苦痛を感じる。私には苦しすぎる映画だ。
・モノクロ(一部印象的なパートカラーがある)の効果を感じる。
 しかし、カラーよりも血の赤さ、人の肌色を感じることができ、そしてその場面の空気まで読み取ることができる。
・人間は状況、立場、思想によっていかに残酷になれるか、そして人間は、いかなる状況、立場、思想をも超越して正義を全うできるかについての答がある。
・あるドキュメンタリーで大戦当時のドイツ兵にインタビューした番組を観たことがある。
 数人の兵士は口を揃えて、ホロコーストについて「命令だった。そしてそのことに罪悪感などはなく当然のことだと思っていた」と述懐していたのを覚えている。人間の思想、信念とはなんだろうか。大戦後も人間は同様のことを繰り返している。

 映画を観た後、オスカー・シンドラーについてネットで調べてみたが当初は戦争需要目当てで儲けようとしていたらしい。
 だから、この映画の細部については事実と反するところもあるらしいが、特典映像の証言を聞くと大筋ではシンドラーの行動は映画どおりのようだった。
そしてスピルバーグが生存者に丹念に取材をしてエピソードを映画に取り込んでいることがわかる。 

 かなり前から、この映画はいつDVD化されるのだろうと思っていた。(4千円以上の豪華版はあったようだが)
 今年6月ころに発売されていたようである。

 この稿は、映画のことばかりではなく戦争のこと、人間の理性のこと、そして日本のことを書く予定だったが実際に記事を書いてみるとどうやら私には無理なことがわかった。
 考えがあるのだが言葉にならない。
 しかし、私にそんな気持ちを起こさせたこの映画の力をあらためて感じているところだ。
 
追記:今amazonをのぞいたところ22%引きの1,406円とありました。特典映像のことを考えればかなりのお得です。(ただし1500円未満は送料がかかりますのでご注意を!)
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コメント
この記事を読んで
ドッペルさんがいろんなことを考えさせられたことが
伝わってくるようでした。
この映画のことは何も知らなかったのですけれど
大事なことがありそうだし、スピルバーグさんだし、
追記が親切だし^^。
注文してみました。送料がかかるから欲しかった本もついでに。

プロフィール画像ウケました!よく思いつきますよねー。
16さんDさんちゃぶ台たたいている姿が浮かびましたよ。
タグマッチ始まりそうな目つきですね。
URL|沙羅 #-|2006/09/11(月) 00:25 [ 編集 ]
ありがとー!
  私の記事によって、この映画を観てくれるんですね。
  長い映画ですがもちろん退屈なんかしません。
  だからこそ疲れます。
  でも、その疲れは素晴らしい疲れなんです。
  感想楽しみにしています。
URL|ドッペル #-|2006/09/11(月) 21:47 [ 編集 ]
ふ、ふうたくんが!!
増えてる。(^^)
シンドラーのリスト、らんららも印象深い作品の一つです!
淡々としていても根底に流れる人の生き様、生き方。単純に、感情だけで表現することが難しいほどの問題を抱えていて、とっても感想の書きにくい、でも心に響く映画ですよね!
歴史者が特に好きってわけじゃないですが。でもやはり、本当にあったことの重みってものは、消しがたいインパクトがあって。それこそ、小説より奇なり、ですね。

しかし、いいなあ!お猫さんとふうた君。
らんらら、今プロフィール画像、何か手に入れようと検討中です!
参考にさせてもらおうかなぁーーー(^^)/
URL|らんらら #-|2006/09/12(火) 17:22 [ 編集 ]
プロフィール画像
  この画像は、フリー素材ですのでどうぞご自由にお使いください!って使わないですよね;;
 けっこううける画像を使っている人もいますよね。FC2の場合は履歴として残るので印象的なもの、特に女性の顔写真だったりすると瞬速でクリックしています。i-247
 
URL|ドッペル #-|2006/09/12(火) 20:37 [ 編集 ]
なるほど!
可愛い女の子の写真は、引き寄せる魔力が!
そうか!
でも、うそつきになる…。
うーむ。
検討中、検討中…。
URL|らんらら #-|2006/09/13(水) 21:09 [ 編集 ]
脊髄反射
的に反応します!
らんららさんだったら大丈夫ですよ!(おそらく…)
脊髄をいたわりながらアップされるのを待っています!
URL|ドッペル #-|2006/09/13(水) 23:33 [ 編集 ]
あれ?見たのかな…
もしや、ドッペルさん、24時間限定のアレ、見てないでしょ!
アレみてたら大丈夫なんて言えないって(^^)
そうか、脊髄反射!もう、何よりも早い(?)
じゃあ、特殊メイクでも施してみましょう!
やる気出てきましたよ!やってみて、おやぁ?ってデキになったら、また限定かも(^^;)
脊髄のいい運動になれるよう(?)がんばってみます!ありがとうございます!
URL|らんらら #-|2006/09/14(木) 16:12 [ 編集 ]
アレは・・・
 残念ながら見逃しました;;
 アレまで公開してしまったんですか?i-233
 今、背筋を鍛えてます!
URL|ドッペル #-|2006/09/14(木) 22:26 [ 編集 ]
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『シンドラーのリスト』
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空中ブランコ乗りのキキ(創作続編)

キキは、穏やかな海の上をゆっくりと羽ばたいていました。
 潮の香りがする空気をふたつの翼で包みながら前に進みます。  四回宙返りを成功したときのお客さんの拍手がまだキキの耳に残っています。  三回宙返りを成功させたときよりも、大きく、賞賛と喜び、そして驚きがこもっている拍手でした。  キキは、そのことにとても満足していました。
キキは、自分が白鳥になってしまったことを受け入れることができました。  賞賛と拍手をもらい、そして、世界の誰にもできない四回宙返りができたのですから。
   キキは、ロープも網もない大空で宙返りをしてみました。  三回、四回、そしてそれ以上何回転でも、いとも簡単に宙返りができました。
 それはそうです。
 白鳥になってしまったキキにはふたつの翼があるからです。
 大空でいくらキキが上手に宙返りをしても、誰からも拍手をもらえません。  それが少しだけ残念に思いました。
   キキは、ある日の夜、こっそりとサーカスの大テントに戻ってしまいました。  もう2度と戻らないと決心していたのに、どうしてもピエロのロロや団長に会いたかったのです。
 キキは、開けっ放しだった大テントの窓からこっそりと中に入っていきました。  もう夜でしたから、出し物は終わっていて、大テントの中は暗くてガランとしていました。  2回ほど羽ばたいて、あの空中ブランコの踏み板までやってきました。
 キキは、もういちど四回宙返りをやってみることにしました。  自分の力を試したかったのかもしれません。  だから、ふたつの翼を使うつもりはありませんでした。  そして、あのおばあさんからもらった、澄んだ青い水の入った小瓶もありませんでした。
 キキは、くちばしを使ってブランコにつかまりました。  そして、あの時と同じように、大きくブランコを振って、真っ暗な天井の奥へ向かって飛び出していました。   キキは翼を伸ばしました。でも羽ばたきはしません。
  一回転します。
  また花が開くように翼が伸びて、抱き抱えるようにつぼんで…二回転。今度は水から跳び上がるお魚のように跳ねて…三回転。  しかし、三回転半したところで、次のブランコまでは届かないことに気づきました。
   ブランコの下には網も張っていません。  白鳥になったキキですから、羽ばたけば固い地面に落ちることはありません。  でも、キキは、けっして羽ばたこうとはしませんでした。  まるで猟銃で撃たれてしまった鳥のように頭から落ちていきます。
 キキは、同じようにブランコから落ちて亡くなってしまったお父さんのことを思っていました。
   …お父さん、わたしはもうすぐ、そっちに行くから、待っていてね。
 そのときでした。  落ちていくキキの体を誰かがつかみました。  つかんだのは、キキと同じような白鳥でしたが、ずいぶんと年をとっているようです。  キキは、その白鳥のクチバシで体を優しくくわえられて、ふわりと着地することができました。
 …ありがとう。お父さん。
 キキには分かっていました。  あの年老いた白鳥がキキのお父さんだったことを。
 キキの足下には、一本の真っ白い羽が落ちていました。  キキは、その羽を拾いあげました。  それは年老いた白鳥の羽でした。
 不思議なことに、キキの体からは羽がなくなっています。  そう、すっかり人間の体に戻っていたのです。
 近くから大きな拍手が聞こえてきます。そして、ライトが一斉について大テントの中はとても明るくなりました。   ピエロのロロと、団長がキキの近くにいて笑顔で拍手をしています。  そしてふたりは、泣き笑いをしながらキキを抱きしめました。
 キキの目からも涙があふれてきました。   涙をぬぐいキキが入ってきた大テントの窓を見上げると、年老いた白鳥が、じっとキキの方を見ていました。
   その白鳥は、キキを力づけるかのように大きな鳴き声をあげると海の方へと飛んでいきました。  それいらい、誰もその年老いた白鳥を見ることがありませんでした。
 キキは、サーカスのブランコ乗りに戻りましたが、やはり三回宙返りがせいいっぱいで四回宙返りは、どうしてもできませんでした。
   でも、町の人々は、まるで翼が生えたようにいっそう華麗になったキキの演技に満足して、その姿をうっとりとして見ています。  注意深くキキの姿を見ると、白い羽の髪飾りを付けています。
 キキは、この町に、そしてこの大テントに戻ってきたのです。  
 空中ブランコ乗りのキキが戻ってきたことで、人々のどよめきが、潮鳴りのように町中を揺るがして、その古い港町をふたたび活気づけました。  人々はみんな思わず涙を流しながら、辺りにいる人々と、肩をたたき合い大きくて、賞賛と喜び、そして驚きがこもっている拍手が鳴りやむことはありませんでした。

あたしの風

あの男性(ひと)がやってきたのは2学期の途中、そうです、そろそろ秋の気配を感じる風が吹き始めるころでした。   教室の大きな窓から吹き込んできた風のようにあのひとはやってきました。
 転校生でした。
本当に冷たい風のようなひとでした。  でも、あたしには、その風がとても心地よかったのです。   お風呂に入った後、お散歩に出かけた時に感じる風のように。  クラブ活動を終えた帰り道に、あの丘の上で感じる風のように。  遠足で行った高原で、あたしの頬を一瞬なでる風のように。  あのひとは、遠く遠くから風と一緒にやってきました。  この田舎町よりも、ちょっと都会だったようです。  クラスメイトも、そしてあたしも、その風が教室内で吹くことにためらいがありました。
 だって、  その風は、香りが違ったからです。
 その風は、ぬくもりがなくて冷たかったからです。
 その風は、少し湿っていたからです。
 でも、
 あたしは、その風に優しさを感じていました。
 あたしは、その風に抱かれてみたいと思っていました。
 あたしは、その風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみたいと思っていました。
いつもは優しいあたしのクラスメイトも、その風が教室に流れ込むことを許しませんでした。
   なぜでしょうか。
やはり、
 その風は、香りが違ったからです。
 その風は、ぬくもりがなくて冷たかったからです。
 その風は、少し湿っていたからです。
 あのひとが連れてきた風は、そのうち、すっかり弱々しい風になってしまいました。
 もう風ではなくて、教室にある普通の空気に混ざってしまい、あの香りはなくなってしまいました。  クラスメイトも、馴染めなかった新しい風が吹かなくなって安心しているようでした。
    3年生になっても、あたしはあのひとと同じクラスになれました。  もう、あのひとには、あたしの好きな風を感じることができません。
そして、その日は、突然やってきました。  やっぱり、2学期の途中、そろそろ秋の気配を感じる風が吹き始めるころでした。   朝のホームルームの時間に、あのひとは教室の前に立って、みんなに別れの挨拶をしていました。  あのひとは、やってきた時とくらべると全然元気がなくて、まるで空気が抜けた風船のようにしぼんでしまったように感じました。  通り一遍のあいさつが終わりました。  その時、あたしは、あの心地よい風を肌に感じていました。  だから、あたしは立ち上がって、開けっ放しだった教室の大きな窓を急いで閉めました。
   この風は、絶対にこの教室から出したくありませんでした。
 だって、  あたしは、その風に優しさを感じていました。
 あたしは、その風に抱かれてみたいと思っていました。
 あたしは、その風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみたいと思っていました。
 あのひとは、そんなあたしの姿をちらっと見ると、大きなスポーツバッグを持って、ほとんど無表情で教室から出て行ってしまいました。
 あたしのことを、クラスメートが不思議そうに見ていましたけど、そんなことはかまいませんでした。  徐々に、あのひとの風が教室から消えていってしまいました。
 なぜだか説明はできないけれど、あたしは教室から出て、あのひとの後を追いかけました。  あのひとの姿はみえなくても、あのひとの後には、あの素敵な香りが残っていました。
 あのひとは、あの丘の上に立っていました。  そこには、強い風が吹いていて、あたしは今にも吹き飛ばされてしまいそうでした。   やっと、あのひとのそばにたどり着きました。  あのひとは、あたしに向かって言いました。  でも風が強くて、とぎれとぎれにしか聞こえてきません。
「ぼくの… 風はきみに… でも… ここから離れても… いつか…きみと… この風に気づいたら… いいかい?」
 あたしは、
「もちろんよ。あたしをあなたの風で包んでちょうだい。そして、一緒に連れていって。」
 こう言って、目を閉じました。  すると、風があたしの体をすっぽりと包んでいることに気がつきました。
 その時、
 あたしは、その風に優しさを感じていました。
 あたしは、その風にもっと長く抱かれてみたいと思っていました。
 あたしは、その風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみました。
 風がだんだん弱くなって、心地よい香りだけがあたしのそばに残っていました。  目を開いて見ると、あのひとはいなくて、丘の下、遠くの方で土埃が舞っているのが見えました。  それ以来、あのひとと連絡はとれていないし、どこにいるのかも分からなくなってしまいました。
 でも、あたしは時々、あの丘で風が吹くのを待っています。
 あのひとは、絶対にあたしを迎えに来てくれるはず。
 その時には、優しい風に抱かれて、そしてその風を思い切り吸い込んであたしの中に入れてみようと思っています。  あのひとは、それを許してくれるはずです。
   優しい風であたしを包んで、あなたの住む街に連れていって…。 

My Emotional Supports

好きな作品を集めてきました。

マイク・オールドフィールド初期の傑作
まだ見ぬ風景を見たい方へ
Incantations
Incantations

こんなコンサートはマイクにしかできません
まさしく尋常ではない盛り上がり
アート・イン・ヘヴン・コンサート ザ・ミレニアム・ベル-ライヴ・イン・ベルリン
アート・イン・ヘヴン・コンサート ザ・ミレニアム・ベル-ライヴ・イン・ベルリン

レムといえばこの作品
その世界に身を委ねてください
ソラリス
ソラリス

筒井作品としてはマニア度が問われるものです
筒井上級者?に薦めます
脱走と追跡のサンバ
脱走と追跡のサンバ

筒井康隆 七瀬シリーズ3部作
こちらはどなたでも楽しめます 1作読むごとに感動が増していきます 人間心理・家族心理への深い洞察
家族八景 七瀬ふたたび エディプスの恋人
家族八景
七瀬ふたたび
エディプスの恋人

ディックを読むと現実世界が急に危ういものになってしまいます
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

人生で必要なことはすべてここに書いています
毎日1ページでも読みたい本
7つの習慣―成功には原則があった!
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シベリウスのシンフォニー全集 第1番から第7番までのボックスセットです
母国のオーケストラによる演奏はシベリウスへの愛情が感じられます
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